博多 大濠公園

f:id:hisakyonsan:20230531202747j:imagef:id:hisakyonsan:20230531202756j:image義母の3回忌で大分市中津市の夫の実家に行く。無事に法事を終え博多に向かう。

大濠公園の中島を橋が結んでいる。その真ん中の島に荒津の浜の歌碑があった。

白栲の袖の別れを難みして荒津の浜に屋取りするかも    巻12 3215

都と大宰府とを往還する官人の歌らしい。

川崎市等々力緑地公園

f:id:hisakyonsan:20230410162215j:imagef:id:hisakyonsan:20230410162224j:imagef:id:hisakyonsan:20230410162227j:image川崎市武蔵小杉駅からバスにのり市民ミュージアムで降りる🚌 隣りのふるさとの森入口にいた警備のお兄さんに尋ねるが分からない。仕方なく探し始めたらすぐの所に建っていた。

橘の古婆の放髪が思ふなむ心愛しいで吾は行かな  巻14-3496東歌

古婆(このあたりの古名)の里でおかっぱ髪の乙女が私を待っていてくれるだろう、さあ行かなきゃ🙍🏻‍♀️

太田市 新田神社

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ふる里の太田市金山山頂、新田神社の入口に建っている東歌。季節はずれの寒さに震えながらようやく探した歌碑。

白遠ふ小新田山の守る山の未枯れせた常葉にもがも  巻14-3436

山番を置いて守っている山の、梢が枯れないで常に青青と山の木の葉の繁っているように、人もそうありたいものだ。

府中の大国魂神社

f:id:hisakyonsan:20230122203728j:imagef:id:hisakyonsan:20230122203732j:image府中市大国魂神社前、欅並木の一番最後の所にある歌碑。

きょうは寒く天気もイマイチだったが、参拝客はすごく多くさすがに武蔵野の総社である。

東歌 武蔵国の歌。

武蔵野の草は諸向きかもかくも君がまにまに我は寄りにしを     巻14の3377

文京区の鷺坂

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なかなか見つからず坂道はきついし、一息ついたところに犬の散歩をしている方と遭遇、ようやく見つけました。

 

山城の久世の鷺坂神代より春ははりつつ秋は散りけり   巻9の1707

 

山城の久世の鷺坂では、神代の昔から、春は芽を出して秋は散ってしまうのだなぁ。

 

八王子鑓水

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f:id:hisakyonsan:20221115104307j:image妹をこそ相見に来しか眉引きの横山へろの鹿なす思へる

巻14-3531 

愛しい人に逢いたくてやって来たのに、それを、あたかも横山あたりの鹿であるかのように、うるさく思って追い払うとは。

八王子鑓水にある老人ホームの敷地内に建つ。

 

多摩川の歌碑

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 多摩川にさらす手作さらさらに何ぞこの児のここだ愛しき  巻14    3373

    赤駒を山野に放し捕りかにて多摩川の横山徒歩ゆか遺らむ  巻14 4417  

この防人の歌2首が刻まれている。